天候条件が1日で大幅に変わることがあります。 地球上で夏期最高の温度が記録されたり、前代未聞の雨、嵐、洪水が発生しています。 このような極端な天候状態のなかで、貴社のゴルフクラブの灌漑システムはどのように機能していますか?

システムの健全性を評価する際、問うべきいくつかの質問があります。

  1. 会員は乾燥した場所や芝の品質に不満をもらしていますか?
  2. 特定場所のプレイ条件が、システムの改善箇所を示していますか?
  3. 時間給で働くスタッフの残業代がかさんでいますか?
  4. 芝が乾燥している時、多くの場所で手動の散水を行っていますか?
  5. 水道料金が上昇していますか?
  6. 毎年の水消費を調べた時、増加した水消費コストを検証する簡単な測定方法がありますか?

夏の焼き付くような温度は、当面の間、継続すると見込まれています。このため次の1~2年間で効率的なシステムとコントロールを用意することが重要です。 芝管理者はクラブの灌漑方法を評価し、調整することで手動の散水を40%削減し、水の使用を節減できると報告しています。

最近、貴社の灌漑コントロールシステムの電気系統や接地状態を調査されましたか? 激しい雷雨、稲妻、洪水、電力サージは特に老朽化したシステムの電気部品に影響を与えます。 落雷は電気系統に大きな損傷を及ぼし、危険なばかりか、高い修理費用を必要とします。

灌漑システムが故障すると頻繁に停電が起こります。 近年、 基本的な電線、接続部品、デコーダーが急速に進化し、信頼性が飛躍的に向上しました。 最新の統合テクノロジーを使用することで、より高速な診断と向上された接地定格から効果が得られるようになりました。 システムが地下に敷設されていると正常に稼働していると考えがちですが、25~30年後には多くのシステムが老朽化し、いつ故障しても不思議ではない状態になります。 灌漑システムの電気系統は定期的に検査・点検が必要です。

天候状態が予測不能で変動しやすい場合、乾燥した夏季シーズンにおける灌漑システムの対応能力を検証することで、事実を把握できます。 その時初めて夏季シーズンに対する改善を計画できます。

システムが老朽化している場合、Rain Birdの販売店にご相談ください。弊社は必要な改善、その順序、改善コスト分散のための段階的な改造についてお客様と話し合います。 小さな変更が大きな違いを作り、新しいテクノロジーが多くの旧式なシステムに統合され、コスト節減が可能になり、将来の改造資金に役立ちます。